生命の灯

 

せっかくですので写真撮ってみました。

生命の灯

トイカメラ処理すると雰囲気でて良いですね。

07-15

07-16

07-17

完成当時に呟いたものがあって、今回別にテキスト書こうかと思いましたが
たぶん酔った勢いで、でも結構まともに書いてあるので、ちょっと気恥ずかしいですが載せてみます。

(この人形は不気味の谷を越えてるのかな?という感想をうけて)
不気味の谷は気にしたことなかったけど、人に抱っこさせると変な笑いが出るので越えてるのかもです。わかんない。

この赤ちゃん人形は、去年の2月に出産して、そのいきおいで作ったものです。
はじめて間近でみた赤子は大人とあまりに違う生き物で、全てが衝撃でした。
これ本当に人間になるのかなあ?って真剣に考えたのを覚えています。

ボディバランスなんかもすごい独特で、興味深くて、記録しておきたいと素直に思いました。
私が写真家だったら山ほど写真を撮ったと思うし、画家だったら絵を描いたと思います。
人形作りを趣味にしてたので人形を作ってみました。動機としてとても純粋だったなーと思います。

愛情、という言葉で合ってるのかわかりませんが、自分と同じ血と肉で出来た別の生き物がいるという不思議と、
その相手と感情じゃなく本能で繋がっている不思議と、そんな想像を超えた数ヶ月があって、
これはその辺の日記帳なのかもしれません。

テクニカルな面でいうと、触ったら柔らかそうに見えるように作りたいと思いましたし、
そこは結構成功したと思っています。
ゴム引きを工夫したり、肌を磨き込んだり、本物の胎毛を細かく植え込んでみたり、
色々がんばった部分はありますが、やっぱり1番は柔らかさです。

投稿してから30日以上経過しているためコメントを停止しています。